転職者が胚培養士になる方法【胚培養士のなり方:転職編】

転職者が胚培養士になる方法のアイキャッチ胚培養士
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転職して胚培養士になりたい人もいますよね。また現役胚培養士でも転職して他の施設に移りたいという人もいるのではないでしょうか。この記事では転職で胚培養士になる方法をわかりやすく解説します。

 

この記事を書いている私は胚培養士歴約10年の現役胚培養士で胚培養士の採用にも携わっていますので信頼性の担保になると思います。

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1.転職者が胚培養士になれるのか

転職

転職者といっても2パターンありますよね。

1つは現在全く違う仕事をしていて新たに胚培養士になりたいというパターンと、もう1つは現在進行形で胚培養士をしていて他施設に移動したいというパターンです。

 

いずれにせよ胚培養士になることは可能です。

 

しかし、1つ目の現在全く違う仕事をしていて新たに胚培養士になりたいというパターンの場合、年齢が高くなるに従って難しくなると思います。

 

なぜならこの分野は新しい分野で、胚培養士の年齢が全体的に低いためです。

そこに自分より年齢が上の未経験者が入職するのは「やりにくい」と思うのは当然ではないでしょうか。

 

そのため、もし未経験者が新たに胚培養士にある場合はなるべく早めに動き始めることが重要だと思います。

 

また現在進行形で胚培養士の方で他施設に移動したいパターンの方は経験年数や実績によって扱いは変わってきます。

 

その他に気を付けるポイントとしては【新卒編】と同様ですのでそちらを確認してください。

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2.転職で胚培養士になるメリット・デメリット

メリット

転職で胚培養士になるメリットやデメリットはどんな事があるのでしょうか。

 

・メリット

他の企業や施設で社会人を経験しているため、社会人としての教育が新人と比べ手がかからないため重宝される場合があります。

 

また経験者を採用する場合、即戦力として使えますので、採用して直ぐに臨床業務に就くことができます。

更に、即戦力を望む小規模施設の求人は新卒よりも多いかもしれません。

 

・デメリット

経験者の場合、既に他施設のクセが付いているため、敬遠される場合があります。

特に大規模施設の場合、自施設で育てたいという施設が多いので、大規模施設での採用は難しい可能性があります。

 

また経験者を募集している施設の多くは即戦力を期待していますので、それに見合った働きが求められます。

 

また未経験者の場合、最初にも記載しましたが、年齢がネックになる場合がありますので、早めの動き出しが肝心です。

 

また転職者の採用の場合、「胚培養士資格保有者」「ICSIを実施できる方限定」など制約がある求人も多いので、それなりの技量や知識があることが前提となる場合があります。

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3.求人の探し方

求人

転職での胚培養士求人の探し方は大きく分けて6つあります。

それぞれ解説していきましょう。

 

・転職者向け求人情報サイトから探す

マイナビ転職やリクナビネクストなどの求人情報サイトにも掲載されている場合もあります。

 

最近ではこのような求人サイトに求人を出す施設も増えたように感じます。

 

・学会ホームページから探す

胚培養士の認定を行っている「日本卵子学会」と「臨床エンブリオロジスト学会」のホームページで求人情報を見ることが可能です。

 

胚培養士を認定している学会だけあって求人数も多いですし、経験者に向けた求人も多いです。

 

また会員でなくても見ることができますので手軽に探すことができます。

 

・不妊治療施設のホームページから探す

求人サイトや学会に求人を出していなくても、不妊治療施設のホームページ内で求人を掲載している場合もあります。

 

もし気になっている施設がすでにあるなら、その施設のホームページ内で求人が出されているか確認してみるのが一番手っ取り早いでしょう。

 

・学生時代の担当教員に確認してみる

教員に直接募集の話がある場合があります。

学生向きではない求人の話が、教員の方にくることもあるようです。

 

・斡旋サイトから探す

最近、胚培養士専門の斡旋サイトも存在します。

新卒の場合あまりお勧めしませんが、転職の場合は使ってみてもよいかもしれません。

面接までの手続きや交渉は斡旋サイトがしてくれますので、準備は非常に簡単かもしれません。

 

・ハローワークから探す

ハローワークにも意外と多くの胚培養士の求人が出ています。

求人を出す側としてもハローワークはお金がかかりませんので、容易に出すことができるのでしょう。

 

・働きたい施設から求人が出ていなかったら

もし既に働いてみたい施設があるが、そこが求人を出していない場合、一度再担当者宛に手紙やメールを送ってみてもよいと思います。

 

その熱意が伝われば面接を受けさせてくれるかもしれません。

 

4.自分に合った施設を探す方法

自分に合った施設

自分に合った施設を選ばなければ、いざ働きだした時に施設の方針と自分自身が描く理想とが乖離し、そこで働くことがつらくなるかもしれません。

 

この点は新卒でも転職でも同じと思われます。

【新卒編】を確認してみてください。

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5.面接・採用試験で気を付けるポイント

面接

どのような採用試験が行われるのかは事前に知っておかなくてはいけません。

この点は【新卒編】と同じですが、転職者が気を付けるポイントがあります。

 

まず、自分の技量に嘘をつかないという事です。

例えば「ICSIが実施可能な方限定」という求人だからといって、自分の技量以上のことをできると誇張して言っては絶対にいけません。

 

働きだしたらすぐにバレます。この場合ひどい場合、試用期間で契約終了となる場合があります。

 

次に、転職理由を絶対に聞かれます。

もちろん嘘をつく必要はありませんが、「上司とうまくいかなかった」と言った場合、コミュニケーション能力が低いと評価される場合や、ネガティブなことを言うと同じ事を繰り返すのではないかと懸念される可能性があります。

 

できるだけポジティブな理由があった方がよいでしょう。

 

また、経験者が引越しなどで、他施設への転職を余儀なくされた場合は、上司や施設長からメールを1本、採用試験を受ける施設に送ってもらえば、話は早くまとまるでしょう。

 

最後に、現在進行形で胚培養士をしながら、他施設への転職活動をしている場合、ルール違反と見なされ、ペナルティが与えられる場合がありますので細心の注意をしましょう。

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6.まとめ

・転職者の未経験者でも胚培養士になれる

・経験者の胚培養士が他施設へ転職することも可能

・経験者の場合、資格保持やICSIができることが条件の場合が多い

・未経験者の場合、年齢がネックになる場合がある

・募集要項はしっかりチェック

・ハローワークにも求人が出ている場合がある

・胚培養士を行いながら求人活動するとルール違反になる場合がある

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