不妊治療のやめ時【やめ時を見失わないために考えておくこと】

不妊治療のやめ時のアイキャッチ不妊治療
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不妊治療を受けても全員に子供が授かるとは限りません。

特に近年、不妊治療の技術は高度化し、多くの検査や治療法が選択できるようになったことから、不妊治療のやめ時を見失うカップルも多いと思います。

本記事では不妊治療のやめ時を見失わないために、事前に考えておくことと、参考になる書籍を紹介します。

 

この記事を書いている私は不妊治療施設に約10年務めている不妊治療の専門家で、多くのやめ時を考える不妊カップルを見てきましので、参考になると思います。

1.不妊治療のやめ時を見失わないために

やめどき

日本の不妊治療の技術は非常に高く、またの治療方法や検査が開発され、多くの方に福音を与えているでしょう。

しかしその一方で、多くの治療法が存在するが故に、やめ時を見失っている人も多くいるのが現実です。

また、50歳を超えるなどがない限りは医師の口からやめ時を告げてくれることはほとんどありません。自分たち自身で決断しなくてはならないのです。

不妊治療のやめ時を見失わないためには、不妊治療を始める前に、またはなるべく早い段階でやめ時についてパートナーと話し合っておくことが大切です

治療始める前から、やめることを考えないといけないの?

酷な話ですが、現実的な事を考えるとそういうことになります。
もちろん金銭的・体力的・精神的に底なしの方は考える必要はないかもしれませんが、多くの方はそういうわけにはいかないのではないでしょうか。

やめ時として話し合っておくポイントとしては、「年齢」「治療費」「採卵回数」の3つではないでしょうか。

「〇歳になるまでに授からなかったら諦めよう」「治療費が300万円を超えたらやめよう」「採卵は3回までにしよう」など具合的に話し合っておくことが大切です。

どれをエンドポイントとするかはカップルによって異なるので、家庭の状況によって考えましょう。

どれをエンドポイントとして考えればよいのかわからない方は「年齢」をポイントとして考えておくのが一番一般的かもしれません。

出産の後には子育てがありますので、子育てができる体力・収入などを逆算して決めておくとよいでしょう。

 

もしこの事前に決めていた「やめ時」のタイミングに達したからと言って絶対にやめなくてはいけない訳ではありません。

しかし、そのタイミングでもう一度パートナーとしっかり話し合い、今後の人生設計を今一度共有する機会にしなければいけません。

その上で「あと1年」や「あと1回」など、次のエンドポイントを明確にしましょう。

 

またそのタイミングで1回休んでみるというのもいいかもしれません。

1回休んで、妊活にとらわれずに自由に生活したら自然妊娠したというのはよくある話です。

自然妊娠はしなくても一度リフレッシュすることは大切です。

2.やめ時を考えた時に読む本

やめどき本

とはいっても簡単に諦められる訳ではないですよね。

もし「やめ時」について考えたときに参考になる本を2つ紹介いたします。

・「不妊治療のやめどき」

不妊治体験者を支援しているNPO法人Fineの理事長をしている松本亜樹子さんの著書です。

実際に不妊治療をやめた16人の女性の体験談が書かれています。

2人での生活を決めた人、養子という選択を選んだ人、ペットを家族として迎えた人、不妊治療の経験をカウンセラーとして活かすことを決めた人、転職に出会い不妊治療をやめることを決めた人など、様々です。

体験談だけではなく、やめ時を意識したときに考えるヒントなどが紹介されています。

また不妊治療の専門家である産婦人科医・胚培養士・看護師・心理士のメッセージが記載されています。

不妊治療のやめどきに特化した唯一の書籍ではないでしょうか。

やめ時を意識した人はもちろん、不妊治療を始めようと考えている人にも読んでおいて欲しい書籍です。

・私が不妊治療をやめたわけ

人気ブログ「妊活は忍活?! アラフォー不妊治療体験記」に加筆修正を行い書籍された1冊です。

基本的にはブログの内容と同じですが、一部エピソードが追加されていたり、絵が描き替えられたりしています。

妊娠しないという状況をマンガでポップに書かれており非常に読みやすくなっています。

やめ時について特化されている訳ではありませんが、体験記として非常に読みやすく、共感しやすいものになっていますので、紹介したいと思いました。

・まとめ

・不妊治療を始めたらまずエンドポイントをパートナーと共有する

・エンドポイントは「年齢」「治療費」「採卵回数」の中から考えてみる

・エンドポイントを迎えたら、もう一度パートナーと話し合おう

・エンドポイントを迎えたら、1度休んでみる

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